【現役放射線技師が解説】将来的に医療事務はおすすめできる職なのか

仕事

 

医療事務は放射線技師と比べてだれもが知っている職業だと思います。

パートや子育てをしている方、未婚の方といった幅広い人を対象に未経験、無資格から働くことができる魅力がある職業だとおもいます。

いまあなたがこれから医療事務になろうと考えている、または現職で医療事務をしている人には有益な情報になると思います。

医療事務になろうかと迷っている方の大半はお給料の問題だと思います。

4つの職場環境で放射線技師として働いてきた他職種(放射線技師)からの視点から思うことをいろいろ書いていこうと思います。

将来的に医療事務はおすすめできる職なのか

結論から言えば、お給料の低さを気になるようであればおすすめしません。

 

そう思う理由など詳しくはこれから書いていきますが、簡単に言えば単純作業になりやすく、資格なしでもできるため、自動化が進むと仕事が奪われていくためです仕事が減れば、求人数が減り、需要より供給が上回り、給料が更に下がっていくと考えられます。

 

診療放射線技師は、医療技術の進歩により、デジタル化が進み、かなり効率的にレントゲン撮影を行うことができる時代になってきています。昔はレントゲンフィルム、現像処理など高度な技術がないと撮影できないものでした。しかし、いまでは言い方が悪くなりますが、レントゲンボタンをおせばだれでも撮影することができる時代になりました。その結果、昔にくらべれば放射線技師の求人数は減少し、給料もかなり下がりました。

お給料が下がり続けるのは、放射線技師と同様、医療事務も同様に起こりうることです。

仕事量が減っても医療事務の職としてなくなることは考えにくい

資格がなくても、医療事務はなくなることは考えにくいです。

そう思う理由は下記の通りです。

 

患者受付や支払い、レセプト業務の一部は効率化されて今後、仕事量は減っていくと思いますが、その施設ごとの決まりに沿った細かいレセプト業務など、患者ひとりひとりの接遇はやはり人間がやらないと成り立ちません。

今現在では、放射線技師の給料と比較すれば医療事務は高給取り

医療事務は給料は低賃金などと言われています。

しかし、放射線技師の給料と比べれば、給料は高いと感じます。まだ医療事務としての業務量が多いということもありますが

 

・国家資格がなくても最低限の事務の経験をつめばプラスに働き、給料があがる。※診療放射線技師は、その国家資格を取得するまでに私立大学であれば学費だけで500万以上かかる。

・クリニック勤務であれば月収の差は、5万程しかない。※クリニックであれば、最後の患者がかえってクリニックを閉めるまでが業務なので、その時間が25%増しで残業代がでる

・放射線技師は専門性が強い職業だが、その専門性を生かせない職場(クリニック)では、コスパの悪い職種となる。※多数の症例がみられる病院でも初任給は手取り20万以下となるなど放射線技師の平均給料は年々下がっている。その故に、医師以外のコメディカルスタッフは、大差のない給料となる。

放射線技師と比較して体力的には楽

ここからは今現在、私が働いている開院2年目になる整形外科クリニックを例にして話しますが、

やはり放射線技師と比べると業務量や、内容的に体力的に楽だと思います。実際に医療事務の経験がない私ですが毎日見ていてほんとにそう思います(苦笑)

うちでは、医療事務は正社員2人、たまにパート1人がいて3人体制のときもあります。放射線技師は正社員1人体制です。

開院してから新しく、院長の評判が良いため、毎日多数の新患がくるので業務量はえげつないです。根本的に私が働いているクリニックの人員配置に問題があるのですが、医療事務は基本座りながら作業なので、業務における行動範囲も狭いため体力的な消耗は少ないです。

それに比べ放射線技師は、待合室からの患者誘導、レントゲン、MRIを撮るためのポジショニング、X線撮影機器の準備、患者の服装の調整などがあります。これを絶え間なくこなすとなるとかなり体力的にきついです。

医療事務の人間関係

他のコメディカルスタッフと比べてコミュニケーションは大切になってくると思います。基本的に、近くでコミュニケーションを密に取らなければ仕事にならないので、人間関係がよくないとキツイと思います。

1人でも合わない人がいれば、仕事を円滑に進めることができないので毎日がストレスに感じてしまうことになります。

私の職場では、新しく入った新人の医療事務の人に仕事を教えず、怒鳴るなどのイジメがあり、そういうことは結構よく起こりうることだと思います。また医療事務の方は、結構図太い、キツイ性格の人が多いと感じます。いろいろな患者さんと接するためそのような方の方が向いてるのかもしれません。ぼくのようなHSPはできない仕事だと思います。

クリニック勤務の放射線技師は基本単独行動なので、うっとうしい人間関係は感じにくいので、良いことだと思います。

医療事務は精神的なストレスを感じやすい

いろいろな患者が来院され、業務の遅れなどのクレームはすべて受付(医療事務)に集中します。

1番患者さんと接する機会が多い職種なので、その分ストレスも多いと思います。

また他の医療事務のスタッフの人と密に連携を取らなければならないので人間関係の構築に苦手意識があると更にストレスをかんじやすくなるかもしれません。

まとめ

ストレスや、業務量的に給料が低いと感じてしまうと思いますが、お給料をもらいながら資格なしから経験を積んでいけるのでその点はお勧めできます。

今後自動化がすすみ、業務量が減っていき、求人数も減ると考えられるので、お給料の低さを気になるようであればオススメできる職ではありません。

 

 

 

 

 

 

 

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